日乗(副)

2004-09-12

颱風の爪跡 19:28

さういへばこの間の颱風で,近くの簡易公衆便所が風にあふられて,その筐体のみがものの見事にすつぽりと吹き飛ばされてしまつてました。勿論その後に残されたのは,かつて筐体の中に一段高く鎮座ましました和式便器のみ,野ざらしになりて,その漆黒の大きな口を青空に向けて,寂しく晒しておりました。

もし人が是から此処で用を足したいと欲するならばさながら野糞を垂れるかのごとき心境に達し得なくては成りません。いやまて野糞といふのはそもそも草葉といふ囲い蓑が有りてこそ成り立つものとも云へなくもないのでは。しからば,この筐体外れし簡易公衆便所の場合は,この草葉といふ遮蔽物すら存在しない塩梅にてあらんや。然もその便器,他より一段高き位置にましますれば,此処で用を足すことは,すなはち公衆の面前にての凄まじき度胸試しに外なりません。

そんなこと考へてゐるうちに筐体は約四人の人手を以つて抱へられ,再び元の位置に嵌め込み直されました。めでたしめでたし。

なぜ正字正假名が好きか? 00:04

自分の気を鎮めるのに適當だと思惟仕るが故であります。結果としてなぜかしら文章にしまりが出る(やうに思う)ので,書きあげた御當人も気持ちがすつと落ち着いて,その夜は速やかに健やかな眠りへ入る事が出来るのであります。

ありますありますばかり続いて聊か軍隊調であります。本日は此れにて入眠仕る。zzzzz

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