廣辭苑前文方式

廣辭苑前文方式

「廣辭苑によれば」で御馴染みの廣辭苑(広辞苑)の、新村出による前文には、正かなと新かなで表記の異る語句が一切使はれてをらず、正かなでも新かなでもない文章になつてゐる。これは、廣辭苑が新字新かなで出版されることになつたことに對する新村の抗議とも言はれてゐる、かどうかは知らない。

この廣辭苑前文のやうに、正かなでも新かなでもないやうに書かれた文章、叉はその書き方のことを「廣辭苑前文方式」と名附く。

廣辭苑前文方式の手引き

酢豚スタブ。追記宜しく。

  • 「っ」の小書きは妥協する。しやうがない。

漢字で書いてもをかしくない物は漢字に

  • やう→様
  • はう→方
  • ゐる→居る
  • くらゐ→位
  • まゐる→参る

省略しても通じる物は省略してしまふ

  • してゐる→してる(ぞんざいな感じはする)
  • どうかと思ひます。→どうかと。

言ひ換へが出來ないか考へる

  • ~がゐる→~がある
  • どうでせうか。・どうでせう。→どうですか。・どうかと。
  • ~するやう御願ひします。→~して下さい。
  • をかしい→変
  • まづい→具合が悪い
  • (「づつ」「いづれ」は結構見逃されてゐると思ふ。と云ふか、「現代仮名遣い」ではこれらは許容はされてゐる)